バッグデザインの進め方

バッグのデザインの進め方にはいろいろなやり方があると思いますが、一つの例を紹介します。
比較的小型のショルダーバッグを考えます。素材として9号帆布パラフィン加工ワサビ色とヌメ革のコンビでつくることにします。
参考資料などを眺めながら、こういう感じにしようと考えたらスケッチで記録します。かなりいい加減なスケッチですね。
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これをもとに仕上がりの寸法を決定します。本体の左右寸法、高さ、マチの寸法や底の寸法などです。縫い代を考慮し、裁断する寸法を簡単な図にして、生成りの9号帆布で模型を作成します。以前は、紙で模型を作ったりしましたが、裏返したりするのが難しいので、いまは生地の単価が比較的安い生成りの帆布で模型をつくってしまいます。
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このような、底のほうに行くとマチが広がる形もいいのですが、女性的な感じがしますね。
マチが平行な薄い形に変更しました。
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この原案から、ポケットの付け方などを検討し、出来上がったものが品番:sh401“ardoise”です。
ardoise:アルドワーズとはフランス語で岩石のスレートを意味します。形が薄いのと、このバッグのはじめの注文主と話をしたときに、このたびの大地震の津波で大きな被害を受けた宮城県の雄勝のスレート(硯や屋根ふき材として有名)に話題が及んだこともあり、そういう意味も込めてardoiseと名付けました。

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